中学生の英語勉強法。
試験に必ずと言っていいほど出てくる語順整序(並び替え)の問題。
- これってどうやって勉強するのが正解なの?
- そもそも学習時間が足りない
- 効率よく英語を勉強したい
- 英語の並べ替えが苦手
このように考える方も多いですよね。今日は忙しい学生に向けた英語の語順整序のための勉強方法をご紹介します。
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受験・試験に向けた英語の勉強をするなら効率よく要点を押さえた方が良いです。
小学生から高校生まで教えた経験をもとに習慣化できる学習法をご紹介しています。
暗記すると便利な構文と、並べ替えのコツは最後に登場するよ。
良かったら最後まで読んでね。
英検3級!合格する勉強法「単語・熟語・文法」要点だけ総まとめも合わせてご覧ください。
中学生を悩ませる英語の並べ替え・語順整序
例えば
昨日私は渋谷に友達と買い物に行きました。
私は昨日友達と渋谷に買い物に行きました。
日本語ではどちらでも構わないですよね。
(もしかしたら厳密にいうとダメだったりするのかもですが)
英語では各単語の位置は原則決まっています。
I went shopping in Shibuya with my friend yesterday.
こうなりますよね。
このように単語を正しく並び替える問題を語順整序と言います。
英語の並べ替え問題対策
このような問題の対策として必要なのは
- 熟語の知識
- コロケーション(連語)の知識
主にこの2つを知っているかどうかが鍵になります。あとは文法的に正しい文章として並べ替えるだけなので、強化すべきはこの2つの知識量ということになります。
コロケーションについてはこちらの記事で詳しくご紹介しています。
残念ながら熟語は覚えるしかない
熟語ってどうやって覚えれば良いの?
簡単に覚えるコツはないのかな?
熟語に関してはもう覚えるしかありません。知っているかどうかという話ですので、
- 参考書を使って覚える
- 興味のある記事を読みながら覚える
参考書を使って熟語を覚えるときにしたいこと
機械的に単語帳で覚えて終了すると記憶に残りづらくなります。また、単語帳では答えられてもいざ文章に出てきたときに気がつかないこともあります。
そういうことを防ぐためには「英作文」をする。これが大事です。その熟語を使って自分で例文を作ること。身近な例題を使って覚えるとより体に染み付きます。
興味のある英語記事を読みながら覚える
ある程度勉強時間が取れるのならこれが一番おすすめの学習法です。新聞記事やウェブマガジンなど。興味のある分野のものを読んでみて、わからないところを調べて覚えるという方法です。
私は好きな観光地のWEB新聞を読んでいるよ!
語順整序の熟語以外の組み立て(構文)はどう覚える?
語順整序には構文を組み立てる必要もあります。例えば It that構文などですね。
ただ、構文はそこまで知識として持たなくても感覚で並べ替えることができます。
つまり熟語などと違って知らなくてもなんとなく正解することができます。
頻出構文を声に出して読む
知らないのに正解することができるようになるためには、正しい文章を何度も読むことが必要です。
私のおすすめは、教科書などの裏に掲載されている頻出構文。
参考書でも良いですし、頻出の構文をまとめてくれているものをとにかく声に出して読むことです。
寝る前にベッドに入ってからでも良いですので、リズム良く声に出して何度も読みましょう。
英語はリズムよく読む事が大事
英語はリズムの良い言語です。
ですので、正しい構文や前置詞など間違いを当てはめるとなんだか気持ち悪いリズムになる事が多々あります。
これを感覚で掴めるようになるために何度も文章を読んで違和感に気がつけるようになりましょう。
英語っぽく、外人っぽく読もう。多少大げさでもOK!
経験談
以前も書きましたが、海外帰りの友達に前置詞の問題について質問すると、全て正解します。でも理由については全くわかりません。とにかく正解の前置詞を入れないと「気持ち悪い」のだそうです。
頻出構文の一例
- I will come back later.
- He is cleaning his room now.
- Kyoto is one of the most beautiful cities in Japan.
- Behave yourself!
- Ben is taller than I am.
- The meeting was cancelled.
- I have already finished my homework.
- She opened the window to get some fresh air.
- I don’t know where she lives.
- I shouldn’t have done that.
ノートに書かなくて良いので、こういった文章を何度も読んで感覚を掴みましょう。
語順整序問題の解き方のコツ
問題文
This(one ,is, pencil, times, as, this, long, as, three, that).
まとまりを作る
単語を見てみるとひとかたまりにできそうなものがありますよね。
as long asです。
ここで、「あ、比較級だなと気がつくと思います。」
何度も比較級の構文を読み込んでいる方なら、as long asだけでなく、three times as long as(〜よりも3倍長い)をひとかたまりにできるはず!
文章の構成を考える
- 主語になりそうなものはThis pencil
- 動詞はisしかないので A is Bの形になると推測
というわけで
- This pencil is
- three times as long as
- that one
この3つの塊を作ることができます。
文章の意味を考える
ある程度塊ができたら、文章の意味を考えましょう。
最初に考えた方が良さそうな気がするかもしれませんが、最後です。
「この鉛筆、3倍長い、あれ」
ここまでくればほぼ正解ですね。
This pencil is three times as long as that one.
ちなみにまとまりにできた単語は斜線で消しながら書いていくと分かりやすいです。
いかがでしたでしょうか。
本日な中学生に向けた語順整序の問題に挑むコツ・対策法をご紹介しました。
英語学習に役立つと嬉しいです。