小学生の子供が英語嫌いになるのを避けるために必要な3つの事

スポンサーリンク

※ こちらの記事はPR広告を含むリンクがあります

小学生への英語、初期の頃ほど教えるのは難しいですよね。
英語が嫌いになったらどうしよう、うまく理解してもらえなかったらどうしようと教える方としても不安になるものです。

勉強は嫌いになったら伸ばすことがとても難しいです。
そうならないために気をつけるべきことを個人的な見解ですがまとめたいと思います。

子供

スポンサーリンク

小学生を英語嫌いにさせないために初めに気をつけること

5人の中学生(私の時代は英語教育が始まるのが中学校1年生でした)に英語を教えて体感したことは、初めのうちは文法を教える必要がないということ。

英語を嫌いにさせないために、
最初は「be動詞」も「三人称単数」も教えなくて良いです。

 

個人的な意見ですが、小学生の英語を始めたばかりの時期に三人称単数形やbe動詞の使い分けなど、きっちり教える必要はありません。

 

10歳そこらの子供に、
Youに続くときはareになるとか、
HeやSheが主語になるときは三人称単数形なので動詞にsをつける必要があるなんて論理的に教えたところで理解をするのには難しすぎるからです。

 

初心者の間・英語に慣れ親しむまでの間は難しいことは出来るだけ取り除いてあげる方が回り道のようで近道となります。

急がば回れの精神で、出来るだけシンプルに。
間違えていてもしっかり教え込まず、どっしりと構えて受け止めてあげましょう。

 

ネイティブの子供も初めは文法の間違いオンパレードである

成績の良い子供

外国で小さな子供と一緒に過ごした時に、
彼が英語(母国語)を習得していく様を横で見るという経験をしました。

3歳になるまでに沢山お話ができるようになりましたが、小さな間違いはとても多かったように思います。

(どのように間違えるのかについては冒頭と重複しますが、こちらの記事でご確認ください。)

ですが、その小さな間違いに毎回向き合わずとも自然と三人称単数のsもbe動詞も身についていきました。
ネイティブの子供がそうなのですから、日本人でも同じ事。
細かいところで立ち止まらずにまずは大まかな流れを掴んでしまうことが大切です。

 

発音も難しいものはうまく出来ていなくても良い

例えばLやR、THなど。
日本人でも難しい発音ですが、ネイティブの子供にも同じく難しい発音です。

飼っていた犬の名前がCharlieでしたが、
このrの発音が難しかったようで(Lがすぐ続きますし)なかなかうまく発音できませんでした。どうしてもrをwのように発音してしまうんですよね。

 

ですが、何度も正しい発音を周りから聞くことでちゃんと発音できるようになりましたのでここも気にする必要はありません。

伝わることが正義 ブロークンで良い

文法の話に戻りますが、
例えば正しくはHe plays the piano. (彼はピアノを弾きます)

この文章で言うと、難しいポイントが2つあります。

  • 主語がHeなので動詞には三人称単数のSが付く。
  • 楽器の前にはtheが必要

初めは He play piano.でもHe play a piano.でも良いのです。

大事なのは伝わるかどうかです。

細かい修正はその都度指摘するのではなく、
何度も正しいフレーズを聞かせる・声を出して読ませることです。

ご両親が、英会話の先生がHeやSheの時に動詞にsをつけていることを体で覚えた時、He,Sheから始まる全ての動詞にsを付けるようになります。

 

初めはドリル・参考書などを解かせない

英語の参考書の山

英語学習の初期段階では出来るだけドリルなどを解かせないようにしたいです。
もちろん、そういったやり方が合う子もいるのですが大体は知らないことだらけの新しい言語に身構えて萎縮してしまいます。

そういったわけで、多くの英語スクールなどでもそうですが最初は歌やゲームをふんだんに取り入れた授業を行います。

 

しばらくの間はペンを持たせずに、英語に触れさせるのがおすすめです。

 

慣れるまでは楽しいこと以外しない

小学校高学年になるまでにある程度の文法を覚えさせておきたいと焦る気持ちから、あれもこれも教えたくなるものですが、

とりあえず慣れるまでは子供が少しでも「嫌だ」と思うような事は一切取り除いて、楽しませることに集中しましょう。

 

とりあえず慣れるってどのくらいのレベル?

これを聞かれると難しいですが、自分がしたいことや思いを伝えられるくらいでしょうか。

簡単なフレーズでも自発的に英語で文章を組み立てられるくらいになれば間違いを少し指摘しても大丈夫かなと個人的には考えます。

 

英語で話しかけてきた時に面倒臭がらない

いくつか表現を覚えてくると、英語を話すのが楽しくなり同じフレーズをしつこく繰り返してくる事もあると思います。

大人からすると面倒に感じることもあるかと思いますが、
しっかり相手をしてあげてください。

 

小学生など英語初心者の子供が「英語嫌い」にならないために親ができる事は

  • 耐える事
  • 楽しませる事
  • 一緒に楽しむ事

この3つです。

 

英語が好きで自発的に学びたいと学習し始めるまではぜひこの3つを心がけて英語を教えてあげてください。

 

タイトルとURLをコピーしました