英検5級に一発で合格するにはある程度テクニックも必要です。
参考書などを使って覚えるべき文法もあれば、毎日の生活に取り込んで繰り返し練習しておきたい文法もあります。今日は後者の生活の中に取り入れて反復練習したい文法「5w1h」を解説します。
ABOUT ME
スキエイゴ( @sukieigo )です。
北米留学経験と英語教師の資格(TESOL)があります。
ネイティブの子供と暮らし、言葉を覚える過程を隣で見ました。
また小・中・高校生に英語を教えた経験があります。
5W1Hを使った英語の質問に慣れよう
英検5級の出題問題・予想問題によく登場する5W1H。リスニングでもライティングでもこれらのフレーズに慣れることは必須です。
- When いつ
- What なに
- Where どこで
- Who 誰
- Which どちら
- How どのように
種類も多くこれらが入った文章は子供にとっては難しく感じることが多いです。難しいものの克服法は数をこなすこと。
普段から沢山聞いて答えることで慣れてしまえば自然と答えが導き出せるようになります。
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そうは言っても英語の勉強はやることが山積み。
たくさん覚えさせることは難しいです。
そんな時はこの4つに絞って反復しよう!
- When いつ
- Where どこで
- How どのように
- Which どちら
なぜこの4つなのか。
その理由は試験問題の中でよく問われて、なおかつ難しく感じる単語だからです。そしてまずはWhen Where Whichからはじめて、最後にHowという流れがベター。
答え方が簡単なものから初めて、慣れたらHowを習得しましょう。
When~を使った例文・基本文
このような質問を繰り返し練習します。机に向かわなくてもOK!普段の会話の中や遊びの中に取り入れましょう。
When is your birthday?
– October 13th.
When do you play baseball?
– On Saturdays.
When do you want to go to the park?
-After lunch.
Whenを使ったフレーズを毎日のように取り入れて慣らしていきましょう。
When~とセットで覚えたい単語
一緒に覚えたい単語は「曜日」「時間帯」に関する単語です。
- Sunday(日曜日)
- Monday(月曜日)
- Tuesday(火曜日)
- Wednesday(水曜日)
- Thursday(木曜日)
- Friday(金曜日)
- Saturday(土曜日)
- today(今日)
- tomorrow(明日)
- in the morning(午前中に)
- in the afternoon(午後に)
- in the evening(夕方に)
- before lunch(昼食前に)
- after school(放課後に)
※When do you want to~/When are you going to~
というフレーズでは無限に例文が作れます。
慣れてきたら聞く側をスイッチして、子供がWhen~で質問する練習もするとなお良いです。
クイズ・会話形式で覚えたら問題集でおさらいしてみよう。
インプットとアウトプットは常にペアでなくちゃいけないんだ。
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Where~を使った例文で疑問文を覚えよう
Where is your book?
-On the table.
Where do you live?
-Near the police station.
Where is your bag?
-On the sofa.
Where do you read some books?
-At the library.
この「Where」も質問が作りやすいので、試験でよく問われます。
そして、日常での会話文も作りやすいので使う習慣をつけると良いです。
Where~と一緒に覚えたい表現
どこなのかという表現は前置詞込みで覚えます。例えば家で簡単にできる遊びとしては隠した物の場所を当てるゲーム。
▼ゲームの仕方
何か物を隠して、場所を答える。
A:Where’s your book?
B:It’s on the table.
いかに楽しい遊びにするかは
教える方の手腕を問われるよ。
- on the table(テーブルの上)
- under the table(テーブルの下)
- in the box(箱の中)
- under the desk(机の下)
- at the library(図書館で)
- over there(むこう)
ゲーム感覚で遊びながら楽しく覚える方法は別記事でご紹介しています。
関連記事:小学生に前置詞を楽しく教える方法
How~で状況を知る
How is the weather?
-It’s cloudy.
How do you come here?
-By train.
How many pens do you have?
-I have nine.
Hou much is this carrot?
-It’s 2 dollers.
Howは穴埋めのライティングテストや、構文を作る英作文テストによく登場します。
日ごろから身に着けておき、考えなくても答えが出るようにしておくと便利です。
私の体験談
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例えば前置詞。
海外で生活していた友達はみんなが迷うような前置詞の問題にほぼ正解する。
どうしてわかるの?聞くと、「なんとなくこれじゃないと気持ちが悪いから」と言ったのが衝撃的だった。
.
これが体で覚えるという事なんだと大人になって思う次第です。
前置詞はしっかり覚えなくても大丈夫。
なんとなくこれかな?と連想できるようになれば良いよ。
Howと一緒に覚えたい単語
お天気に関する単語
- sunny(お天気がよい・快晴)
- cloudy(曇り)
- rainy(雨)
交通手段
- by car(車で)
- by train(電車で)
- by bus(バスで)
- by bike(自転車で)
- on foot(徒歩で)これだけ前置詞が違うので注意
Which~を使った例文
一番多いと思われるものがこちらです。
Which A or Bの構文。
- Which color do you like red, or blue?
時間がなければこのスタイルだけ覚えればOKです。
7W1H 疑問文の覚え方の応用
これまで学習した5W1Hに加え、2つのWを追加するなら
- Whose
- Which
Whoseは所有格 誰の
Whose cup is this?
これは誰のカップですか?
Whichは比べる表現
Which do you like better?
どちらの方が好きですか?
これらの英語文法の学習方法
とにかく毎日英会話をする事です。時間を決めてみっちりやる必要はありません。
ふとした時にこれらのフレーズを使って話しかけてみてください。お子さんは英語で話しかけられたら英語で答えるのがベストですが、難しいのなら日本語でも良いです。
何を言われているか、何を聞かれているかを理解することを第一の目標にしましょう。また英検5級では綴りを覚える必要はないので、スペリングは後々ついてくれば大丈夫です。
\ 続けられる参考書を選ぼう /
習慣にすれば机に向かう必要なし
本日は英検5級を一発で取得するためのテクニックをご紹介しました。
When Where What Who Which Howはよく問われるため、日常的に使う癖をつけて体で覚えてしまいましょう。
次は名詞の覚え方。
➡︎ 小学生に英語の単語(名詞)を教えるのはこれに限る!やラインフレンズと学ぶ英語無料アプリ「トド英語」が良い!も合わせてご覧ください。
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