【子供に教える英語の文法】小さな間違いは正さなくて良い

スポンサーリンク

※ こちらの記事はPR広告を含むリンクがあります

子供の頃(特に小学生以下)から英語を始めると、最初のうちは
大人になってから学ぶより文法を間違えることは多くなりますがこれは仕方のない事です。

では文法が間違っている時どうすれば良いのでしょうか?

子供

▶︎お話しする人

北米留学経験があります。
TESOL(英語教師の資格)保持者。
小学生から高校生の子供に英語を教えた経験があります。

スポンサーリンク

【子供に教える英語の文法】小さな間違いは正さなくて良い

結論から言うと、小さな間違いは正さなくて良いです。
英語教育で一番気をつけたいことは「嫌いにならないこと」。

いかに「楽しみながら学べるか」と言うことを一番気にしてあげてください。

英語はまず単語から学ぶ

まずは簡単な英単語から覚えて英語に触れていきます。
生活していてよく目につくような単語を自然な流れで覚えていくのがおすすめです。

頻出単語は以前記事にしましたのでそちらを参考にしてください。

【作り方】100均で英語のフラッシュカード・カルタを手作りしてみよう!
英語の知育カード・フラッシュカード(カルタなど)。カードを買うのは少し高いな、そんな風に思われるご両親は身近にある材料で手作りしてみてはいかがでしょうか?家に材料があれば無料でハンドメイド出来ますし、100均ダイソーのえあわせカードを使っても良いですね。作り方や遊び方をご紹介します。英検5級対策にもぴったりです。トランプ感覚で遊べるのでおすすめです。

 

ある程度覚えた単語の数が増えてきたら、文章で表現する練習を始めますよね。
そこで出てくるのが文法です。

英文法は二の次で良い

英語は日本語とは仕組みがだいぶ違います。
三人称単数なんかは日本語にはありませんよね。

i, my, me, mineと主語の形が異なったり、
play, playsと主語によって三人称単数のsが付いたり。

細かいところはとても違っていて難しいと思います。
ですので初めのうちは気にしないくらいが良いです。
通じればOKといった広い気持ちを持ちましょう。

 

ネイティブの3歳児と一緒に暮らしていましたが、彼も初めは沢山間違えていました。

例えば、
i’m going to the park.という所を
Me going to the park.と言ってみたり、

He is playing.を
He playingと言ってみたり。

 

そんなことはしょっちゅうでした。
ネイティブの子供でさえそうなのですから、外国語として学ぶ日本人にとってはなおさら難しい事だと思います。

 

大事なのは伝わっているかどうか

大事なことは言いたいことが伝わっているという事。
三人称単数のsが抜けようが、主語の形態が違おうが意味が通じているのなら素晴らしい事。

ここでこれにはSを付けないと、とか
主語が違うじゃない!とか手厳しくいかずにサラッと言い直してあげるくらいで良いんです。

 

何度も耳で聞いているうちにHe/Sheの時はSが付くのかと「頭で考えなくても」Sを付けられる日がやってきます。

子供が表現を間違えたらする事

お母さんと子供

ただし、間違いを間違いとしてずっと放っておくのではなく、
咎めずに正しい表現をインプットしてあげてください。

お子さん:He play the piano.
お母さん: Oh. does he? He plays the piano?

 

こんな感じで、間違いを正しているという雰囲気ではなく、
否定をせずに正しい答えを与える。

このような方法で正解をインプットしてあげると、
英語嫌いにならずに学びを進めて行けると思います。

 

正しい文法は後から付いてくる

教える方としては、間違いはすべて正してしまいたくなるものですが、
一定期間は忍耐が必要です。

 

とにかく初めはボキャブラリーを増やすこと。
そして覚えた単語を使って簡単な表現が出来るようになることが大切です。

そして何より英語に触れることが楽しいと思う事。
それらを念頭に置いて学習をさせてあげてください。

 

タイトルとURLをコピーしました