小学生の英語初心者の子供さんに基本的に自宅で英語を教えたい方向け。
当記事では英語の基礎学習と、英語を好きになる方法をまとめました。これから小学生の子供に英語を教えたい・教える予定があるという方は是非ご覧ください。
ABOUT ME
北米に留学中に英語教師の資格を取得しました。(TESOL)
小学生~高校生の生徒にマンツーマンで英語を教えた経験があり、
外国生活中は幼児が英語を習得していく様子を隣で見ました。
英語を学ぶ初期段階ですべきこと、しなくて良い事をまとめています。成績アップにつながる施策ばかりですのでじっくりご覧いただけると嬉しいです。
小学生になるまで(幼児)に出来る英語へのアプローチ
小学校に上がるまでの6歳になるまでの間に「英語」にゆるく触れさせておくと、初めから身近なものとして感じることが出来ます。
母国語もままならない時期はやり過ぎに注意!
あくまでも「未知のものにしない」くらいがちょうど良いよ。
子供が好きなキャラクターが登場するものを使って、楽しく触れ合える教材で私の周りでも多くの過程で使わている教材をご紹介しています。
自宅学習に興味がある方はどういった教材なのかを見ておきましょう。
英語入門編:小学生低学年・英語完全初心者向けおすすめブログ記事3選
英語の歌で楽しく英単語に触れよう
子供たちが大好きな歌。英語の歌を歌ったりそれに合わせてダンスしたりしながら聞き馴染みのある単語を増やすのはとても効果的です。
体を動かしながらの方が脳に定着しやすいため、日本で日本語を覚えるプロセスと同じ方法で英語に触れさせていきましょう。
歌で教えるときの注意点:
先日こんなツイートをしました。
幼児に英語の歌を教える時は、
日本で有名な曲は外した方が良いかもしれない。というわけでおすすめはこのへん。
・open shut them
・seven steps
・the bus(Wheels on the bus)— スキエイゴ (@sukieigo) September 17, 2020
対照的に小学生くらいになって日本語の歌、英語の歌と区別できる(理解できる)ようになったら聴き馴染みのある歌を英語で学ぶのがおすすめです。
・twinkle twinkle little star
・London Bridge
・Under the spreading chestnut tree#英語学習 #英語 #英会話— スキエイゴ (@sukieigo) September 17, 2020
ネイティブの発音に近づくために英語耳を育てよう
英語の語彙や文法はある程度の年齢になってからでも十分見につきますが、英語耳を育てるのは早い方が有利になることが多いです。
私の姪っ子はまだ2歳になっておりませんが英語耳を育てる事をとても意識して教えているのですでに綺麗なネイティブ発音を習得し始めています。
固定観念を持たない柔軟な時期にネイティブの発音を吸収することの重要性については「幼少期から英語を学ぶと発音が綺麗になる!」でご説明しました。
また、姪っ子が使っているお歌の絵本はこちらでご紹介しています。
小学生のはじめての英語には絵本の読み聞かせが効く
夜寝る前のベッドタイムストーリーとして、夕食の後の楽しみの一つとして、絵本の読み聞かせをすると良いです。
また、これを習慣化して日常の一部にしてしまうととても効果的。私の発音が上達したのは毎日絵本を朗読した(させられた?)お陰だったりしますので、教える側のご両親のスキルアップにもなり一石二鳥です。
\ おすすめの絵本をチェックしよう /
英単語を学ぶため参考書・おすすめ書籍
私が教える時に使いたいと思った書籍、それは「えいごえほん百科スタート」。ポピュラーな本なので、どこの本屋さんでも取り扱いがありそうです。
シリーズ化もされているし、子供が飽きないような構成、上手く教えられるように工夫されているところが大変すばらしいと思う一冊です。
詳しくは別記事でご紹介していますので参考にどうぞ。
英語学習の基本~中級編(小学校高学年)スキルを定着させよう
中級編としては「英語に触れる」から「英語を学ぶ」へ。ステップアップした子供たちに向けた記事をご紹介します。
数ある英単語は何から覚えるべき? はサイトワードです
ネイティブの子供たちがどのように単語を学習していくのか。それは「サイトワード」と呼ばれる視覚的に見てわかる単語からスタートします。
theやatなどがそれにあたり、英語の文章を読むときに欠かせない物でとても使う頻度の高い単語を意味します。
サイトワードの種類や簡単な覚え方は別記事に詳しくまとめました。
まず目標とするべきは英検5級
小学生の子供にも「目標」があると勉強がしやすいです。TOEICやCASECなどありますが、英検5級がおすすめ。
英検は合格・不合格とはっきりしています。また級が沢山あるので、一度受けてからもモチベーションを持って次の級を目指す事ができます。
落ちたらかわいそう?
落ちる経験って早くからしておくと後でタフになれるよ。
未来の受験や就職試験のプレテストにもなりますので一度は受けておくと良いですよ。
英検5級については以下でも詳しくご紹介しました。
誰もがぶち当たる壁対策:小学生が英語を嫌いにならないためにする事
何よりも注意をはらいたいのがここ。
無理をさせずに楽しくが一番だよ。
自宅学習で単調に英語学習をしてしまうと起こりがちなのが「英語への飽き」。
特に年齢が低い時ほど好奇心旺盛で他に興味が移りやすいぶん一つの事に飽きやすかったりします。
また、勉強のさせ方によっては英語を嫌いになってしまう事もあります。
そうならないためにした方が良い事、試してみてほしい事を私なりにまとめました。
小学生英語上級者・中学生英語の準備として出来る事
上級者は英検4級にチャレンジ
小学生でも学力が高いならどんどん上を目指すべきです。小学生には英検5級を推奨していますが、その場合は4級にチャレンジしてみましょう。
英検4級の試験内容やテスト対策についてご紹介した記事はこちらです。
英語でディズニーなどの映画を観る練習をしよう
ある程度単語を覚えてきたら、英語で映画を見てみましょう。知識がある単語やフレーズは聞き取れるはず。
ディズニーの作品は発音や会話スピードなど、初心者に適しているものがほとんどです。特にアナ雪はとても良い教材になります。
「アナと雪の女王」の優れているところや勉強方法を具体的にご説明しています。
オンライン学習は無料体験があるスクールをチェックしよう
自宅での独学と掛け合わせると最強のオンライン英会話スクール。親がカバーしづらい「綺麗な発音」と生きた英語を学ぶことが出来るオンラインスクール。
英語塾に通うと送り迎えなど時間的な拘束があるのに対し、オンラインレッスンは基本的に好きな時間にできるので忙しいご家庭の強い味方です。
オンラインスクールも今は沢山あるよ。
口コミを参考にして良いところを選んでね。
短期留学は余裕があるなら一番おすすめ
留学となるとこの中で価格的に高くなってしまうのですが、そこに余裕があるならば一番おすすめです。いつもと違う体験・みんなと違う経験は自分の自信をとても高めてくれるエッセンスとなります。
いろんな国の子供たちとネイティブの先生から英語を学び、楽しく唯一無二の経験が出来るチャンスです。
短期の語学留学で英語を学ぶのって意味があるの?では2週間程度の留学について解説しています。