英語を勉強して結構時間が経つけれどなかなかうまく話せるようにならない。
そんな風に悩まれている方も多いと思います。
そもそも英語のような言語は時間をかけて習得するものですが、全く成果が出ていないという場合は少し心配になるのは当然です。
今日は英語の勉強において「やってはいけないこと」をまとめます。
独学での英語学習はやり方があっているかどうか不安になることがあるよね。ここらでちょっと確認しておこう。
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留学生の間にTESOLという簡単にいうと英語の教師の資格を取りました。
小学生から高校生まで英語を教えた経験と自分の英語好きを活かして英語の魅力を伝えていきたいです。
英語を勉強する時にやってはいけない事
大人でも子供でも英語を学習する時気をつけたいのがこちら。
- やってはいけない事
- やってもあまり効果がない事
効率的に学習するためにはやってはいけない事を知っておくことも大切です。
自分に当てはまっていないかぜひチェックしてみましょう。
×英語を聞き流すだけのリスニング学習法
聞き流しの学習方法はやり方によっては全く効果のないものになります。
他の勉強と組み合わせた上で余暇も英語に触れるという意味でならまだ良いのですが、リスニングの学習をそれと決めるのは危険。
繰り返し聞いたからといって理解できるようになるわけでもありません。
通学・通勤中・作業中に聞き流しをするならこのようなことに気をつけて行いましょう。
- 聞き取れなかった単語をのちに抜き出す
- 知らない単語・フレーズを勉強した上でもう一度聞く
効果のある聞き流し英語勉強法
では聞き流しで英語スキルを伸ばすにはどのようにすれば良いのでしょうか?
聞き流しで効果があるのは、一度勉強したものを復習として聞くという方法です。
先ほどとは真逆のアプローチですね。
例えば長文リスニングのCDを学習した後に何度も聞く(聞き流す)という方法です。
一度勉強したものなので知らない単語やフレーズは学習済み。
あとはそのスピードで聞き取れるかどうかですので大いに意味があります。
×完璧を目指す
語学学習は完璧を目指すと挫折します。
BE動詞が抜けようが前置詞が間違っていようが実際の会話では意味が通じることが多いです。
もちろん文法も完璧に覚えられれば最高ですが、小さいところでつまづくよりも、ある程度のレベルになるまでは多少間違っていようが大きく英語を捉えることの方が大切です。
余談
ネイティブの友達によく「宿題の論文書いて〜」と言われました。
もちろん私なんかに書けるわけはありません。
でも彼女の言わんとすることは、グラマー(文法)も評価される論文は日本人(留学生)の私が書いた方が点数が高いという事。
留学生のほうがネイティブより文法が得意なのはあるあるなんです。
×英語を訳そうとする
これはとても難しいです。
でも、感覚で英語を捉えるって大切なんです。
例えば、「気がつく」という表現にも色々な単語があります。
代表的なものでいうと、realize, recognize, notice
でもこれらはそれぞれ使うシチュエーションが違いますので感覚で覚えていないと正しい単語を当てはめることはできません。
I didn’t realize how much she loves that.
Do you recognize this song?
Was there an earthquake yesterday? I didn’t noticed at all.
- realizeは物事の程度や大きさなどに気がつくという時に
- recognizeは見覚えがある・聞き覚えがあるなど認識するという意味での気づ
- noticeは視覚的・聴覚的などで変化に気がつくという時に
文字面で覚えるのは単語量が増えれば詰みます。ですので感覚で覚えることが必要です。
×レベルの高すぎるものに挑戦する
何を始める時でもそうですが、自分のレベルをわかった上で逆算するように計画を立てるととても効率的です。
英語の場合は幸いにも簡単に受験することができるオンライン試験があります。
このブログでもよくご紹介していますが、CASECという試験でサクッと自分の今の実力を確認しましょう。
私も最近受験しました。
(私がCASECを受験した感想と受け方の簡単な説明)
思い立った時にノリで受験できるくらい簡単に手続き&受験ができておすすめです。
CASECの公式ページでどんな試験が確認してみましょう
×復習をせずにやりっぱなし
インプットのみでアウトプットが出来ていない
多くの方がやりがちなのがこれです。
私もやってしまうことが多かったです。
新しい問題を解いたりフレーズを覚えたりするのはとても楽しいですよね。
でもそれを復習せず、そのままにしておくと頭では覚えていても口からはなかなか出てきません。
インプットをしたら必ずアウトプットをすることが必要です。
×独学のみ(人と話さない)
これもアウトプットをしないということなのですが、覚えた単語やフレーズを使う機会を作らないのはとても勿体のない事です。
英語は覚えた後使って初めて定着します。
留学中のスクールでは皆競うように新しいフレーズを使っていました。
英語で話す相手がいないなら格安のオンラインスクール
独学ですと、どうしても直面する問題ですよね。
ですが今の時代オンラインで英会話をできるスクールはゴロゴロあります。
しかもフィリピン系ですととても価格が安い。
フィリピンの先生ってレベルが高いのに不思議ですが、やはり「ネイティブでない」という事で価格が下がるのでしょうね。
学歴・実力の高いフィリピン講師が教えるオンライン英語スクールならイングリッシュベル。口コミ・評価が高く、安価で安心です。
一例を出しておくと、「イングリッシュベル」という人気のオンラインスクール。
1回25分のレッスンでプランによりけりですが1レッスン402円〜702円
※ちなみにネイティブだけが在籍しているオンラインスクールは少なく、ネイティブも選べるというところが多いです。
参考にイングリッシュベルさんの公式サイトを貼っておきます。
イングリッシュベルの公式サイトをチェックしてみる
ネイティブ OR バイリンガル
スピーキングを養うための練習はネイティブだろうかバイリンガルだろうが関係ないと個人的には考えます。
その理由は留学生の中にはネイティブの友達が一人もいない人も多いです。
それでも話せるようになるのは留学生同士で一生懸命フレーズを使いあって覚えるからです。
また、ネイティブよりもバイリンガルの方が文法に詳しかったりします。
ですので、バイリンガルから学ぶ事もまたとっても勉強になるんです。
1レッスン402円〜702円でも高いと思うなら独り言
やはり誰かと会話をするのが上達の1番の早道ですがそれが難しいなら独り言でも良いです。
覚えた表現を一人で声に出し抑揚をつけて喋りましょう。
アウトプットとしては少し弱いかもしれませんが、黙って覚えるよりははるかに効果的です。
いかがでしたでしょうか。
今日は英会話学習においてやってはいけないことをまとめました。
効率的にスキルを身につけるために正しい方法で英語を学んでいきたいですね。