大人と違い、子供の頃にする勉強は「楽しいかどうか」で伸びが全然違います。
机に向かってガリガリ勉強させても、器用な子は勉強するフリを覚えてしまうことさえあります。
今日は小学生から始めても英語がどんどん好きになるような、勉強法、楽しい歌を使った英語学習をご紹介したいと思います。
ABOUT ME
- 北米留学経験あり
- 英語講師の資格あり(TESOL)
- 小学生から高校生を教えた経験あり
- ネイティブの子供と暮らした経験あり
小学生から英語の歌を歌って単語を覚えよう
初めはABCの歌など、
誰でも知っているような歌から始めると良いです。
歌いながら体を動かしていると、
気が付いたら耳からコピーしてしまうでしょう。
ネイティブの発音を知らないうちに頭にインプットできるので、
大人になってから発音を正す必要もなくなります。
小学生の柔軟な時に自然に取り入れてしまいましょう。
お風呂で歌う、寝る前に歌うなど習慣化するのもオススメ!
このへんは日本語の歌などで聞き覚えがあることから、英語で聞くことへのハードルがさがるので、おすすめです。
「あ、この歌知ってる!」
その親近感から、英語の歌詞にも馴染みやすいです。
初めのうちは何度も聞き流す感じで。
なんども聞いていると教えなくても暗記して歌い始めます。
一番最後にご紹介したWalking Walkingは、
日本語の歌では「グーチョキパー」の歌と同じメロディーです。
日本語では手遊びをする時に「何作ろう?」と想像力を高める知育の歌ですが、
英語バージョンでは歩く・止まる・走るなどの動作を表す動詞を覚えることが出来ます。
少し英語に慣れてきたら聞きたい歌
子供たちがよく楽しそうに歌っていた歌の中でとにかくポピュラーなのが
Head Shoulder Knees and Toes です。
これは体の部分が沢山出てくる歌。
歌を歌いながら体の部位に手を当てることで、
体の8つの部位
- head(頭)
- sholder(肩)
- knee(膝)
- toe(つま先)
- eyes(目)
- ears(耳)
- mouth(口)
- nose(鼻)
これらの単語を覚えることが出来ます。
ECCのジュニア英会話でもかなり初期段階で教わった曲。
皆で輪になって、
体の部分を指さしながら歌うのがとても楽しかったです。
単語で覚えるとどうしても単数形で覚えてしまいがちですが、
例えば目はeye単数よりeyesで使うことの方が多いですよね。
そういう意味でも書き英語より音楽の方が、
簡単に生きた英語を習得することが出来ます。
If you’re happyもおすすめです。
日本語の歌で言う「幸せなら手を叩こう」の英語バージョン。
早口言葉のような歌なので、
英語のリズムをとる必要があります。
そういったテクニックを知らずのうちに覚えることができるので、キッズの英語学習には欠かせない歌とされています。
ディズニーの歌にも覚えるべき単語が詰まっている
ディズニーソングも幼少期に覚えておきたい単語が沢山出てきます。
例えばディズニーランドのアトラクションで有名な
It’s a small world (イッツアスモールワールド)。
この歌には感情を表す表現が沢山出てきます。
そして、何度も繰り返されサビの部分
It’s a small world after allの部分には英語熟練者でも発音が難しい「ワールド」が出てきます。
RとLが繋がった発音なので、
しっかり勉強するようになってからよりも、
何も考えず耳から入れた方が簡単に発音・アクセントが入りやすいと思いますので、
この歌で先に覚えてしまうと良いと思います。
その他ネイティブが聞くおすすめの歌
- ロンドン橋
- Old MacDonald Had a Farm
この2曲もよく現地の子供が歌っていました。
Old MacDonald Had a Farmは動物の名前と鳴き声をセットで覚えることが出来ます。
一緒に住んでいた子はこの歌が一番好きで、永遠にリピートして歌っていました。
おかげで私も耳に焼き付いてしまいました(笑)
英語のCDを買ってみよう
動画で見せるのもいいですが、「所有する」ことでより親しみがわき、
「私の、僕のCD」とインプットされることでより楽しくなります。
買ってあげるCD.DVDはお子様の気に入りそうなものをお選びになると良いと思いますが、「分からない、選んでほしい」と思う方のために一枚おすすめしておきます。
2枚組なので、たくさんの英語の楽曲が収録されています。
これをかけ流して聞き流しているだけでも英語に強い耳に近づくことが出来ると思います。
英語が苦手なお父様・お母様もぜひ一緒に英語に近づいてみませんか?
▼姪っ子の発音がとっても綺麗になった英語の歌のおもちゃも合わせてご覧ください。