CASEC(キャセック)というオンラインの英語のテストは、英検が開発したもので、最近は大手の企業での研修や、大学・高校でのクラス分けテストに利用されています。
元々はTOEICやTOEFL、英検を受験する前に実力を測るためのものですが、
就職先や学校で受ける方はゴールがCASECで高い得点を取ることだと思います。
そんなCASECをゴールとする方のためにスコアアップの対策法をご紹介します。
◉ この記事で分かること
CASECってどんな試験?
スコアUPするために必要な勉強法
どんな参考書を使えば良い?
短期間で良い点を取りたい
casecの試験問題とスコアアップ学習法
ABOUT ME
短期ホームステイ、長期留学の経験があります。
TESOLの資格を保有しており、小学生・中学生・高校生に英語を教えた経験があります。
英語を楽しく学ぶためのコツをシェアしたいと思いこのブログを運営しています。
キャセックの試験問題と、スコアアップ対策方法を知る前に、まずはCASECがどんな試験なのかをご紹介します。
そもそもCASECとはどんな試験?
CASECとは英検が開発した英語のオンライン試験です。英語の試験というと日本で代表的なのは以下の3つでしょうか。
- TOEIC
- 英検
- TOEFL
この次にCASEC。最近どんどん認知度が上がってきていますね。
先ほど就職先の研修や私学の高校・大学でクラス分け技能テストとして利用されていることはお話ししましたが、TOEICや英検を受ける前、留学前の腕試しとして受ける学生も多いです。
手軽に受けられることと、TOEICの予想スコアが出ることが人気の理由だと思います。
CASECの詳細はこちらも参考になります。
スコアアップするのに必要な勉強方法は
鍵を握るのはリスニングパート
先月受験してみて感じたことは、リスニングはスコアアップしやすいのではないのかという事。TOEICなどもそうですが、日常的によく出くわすようなシチュエーションが多いので、慣れることで得点が上がると思います。
英語という教科の中で、リスニングがあまり得意ではないという方で、短期間集中でスコアアップを目指したいなら、リスニングに集中すると良いと思います。
CDなど音源がついた参考書で英語の文章を聞いて、設問を解く。この学習法に絞って、その中で出くわした知らない単語・熟語・構文を覚えていく。そういうスタイルで学習することをお勧めします。
リスニングが得意な方は、単語・熟語を重点的に
元々リスニングが得意なら、逆に単語・熟語を補強します。問題集を使うなら英検の問題集がおすすめです。
英検準一級・一級の参考書を使うと良いです。
▼CASECの単語対策の仕方
また、英字新聞を読むことを習慣にするのもおすすめ。結局はその辺の単語を覚えることになるので、実戦で学んでいくと一石二鳥となります。
CASEC対策の単語は書いて覚える問題集ががおすすめ
CASECは単語をタイプする問題が数問出ます。つまり正しいスペルを問われる問題です。最近は単語をアプリなどで学習する方も多いですよね。
簡単な単語ほど綴りに自信がなくなっていてちょっと焦りました。思わぬイージーな単語で点数を落としかねませんので、できれば書いて覚えるという習慣があると良いと思います。(タイピングだと尚良いと思います。)
CASEC英語試験におすすめの参考書・問題集
この問題集はとても理にかなっていますので、おすすめです。「出る順パス単」という単語・熟語問題集で、私も使ったことがあります。
10個ずつブロックに単語が分かれており、3回ずつ書いて覚えます。
ユニットごとに穴埋めの復習問題も用意されているので、本当に暗記できたかどうかを確認することが出来ます。
英検準一級を受ける多くは大人(大学生~社会人)。忙しい大人でも無理なくできるシンプル設計なのが良いです。
旺文社の参考書はいつも使い手の事を最大に考えていることを感じます。
同じく旺文社の英検ネットドリル。でる順パス単も収録されているので、こちらを使うとさらに学習の幅が広がります。
短期集中型のスクールでスコアを飛躍的にアップさせる
短期集中型のオンラインコーチング。CMでも人気のスタディサプリはスマホでも見られるのでとっても人気。
スクールに通うとなるとどうしても通学時間がもったいないので、忙しい学生や社会人にはオンラインで好きな時間に勉強できるものが良いです。
最近はスタディーサプリの授業を、スターバックスなどのカフェで「マックブック+イヤフォン」を使って受講している学生を最近よく見かけます。
見かけるたびに心の中で「頑張れ!!」とエールを送っている私です。無料体験期間を実施中の今は特におすすめです。
スピーキングに特化した英語アプリで勉強する
SpeakBuddyというアプリをダウンロードしてみました。最初にレベル測定をしてくれるのですが、
実際にAIと会話をして「会話スピード・発音・ボキャブラリーの豊富さ」などをチェックします。
会話パートは英作文です。即興性も求められるので、よりリアルな英語学習環境に近いと言えます。
普通アプリでの英語学習って読む・聞くがメインですがここが違うところ。
表示された文章を読む問題は発音・アクセント・流暢さなどを測定されているようです。
最後には自分のレベルが表示され、それに合った学習プランを提案してくれます。
レベルを図るのは無料なので、一度試してみられるとよいと思います。
短期間でスコアUPを目指すなら、ある程度詰め込み型の勉強をする必要がありますが、習慣的に無理なく、空き時間を使ってもできるような学習方法を取り入れると良いです。