学校で勉強した英語って将来役に立つの?と子供の間は疑問に思うこともあるかもしれません。
ですが大人になると日本に住んでいても、「英語」が必要な場面に出くわす機会も多いです。
例えば
- 海外旅行のため
- 子供(幼稚園・小学生)への英語教育のため
- 海外ドラマ・映画を観る
- 外国人と知り合う
などです。
一般的に多いのは初めの2つでしょうか。
大人になってから英語をやり直したい、もう一度勉強したいけれどそこまで時間は取れない。
そういう方に私が実践している「時間をかけない英語の勉強方法」をご紹介します。
まずはCASEC(キャセック)等で自分の実力を知る
勉強を始める時に一番大事な事は「現段階の自分の実力を知る事」。
今の自分がどのレベルで、何が足りていないかをきちんんと認識することで目標とするレベルから逆引きすることが出来るのでとても効率よく勉強することが出来ます。
私は中学生に英語等を教えていた時も、
初回は必ず実力テスト(自作)をしていました。
リスニング・リーディング・ライティング・(スピーキング)の中で得意な物・不得意でこれから伸ばす必要のあるものを見極めるためでした。
話を戻すと、英語をやりなおすには、まずは自分のレベルを知ることが必要です。
今は便利な時代で、わざわざ英検やTOEICを試験会場に受けに行かなくても自宅で空いた時間を使ってこれらのスコアを知ることができます。
CASEC(キャセック)という英語コミュニケーション検定テストは本当に効率が良く、リーズナブルでおすすめです。
英検が開発している試験なので信頼性も高く、私も先日受験したところです。
その時の様子は別記事でご紹介しました。
キャセックを受けると英検とTOEICのスコア予測も一緒に分かります。
それが分かれば、自分がどのレベルの単語・熟語などを学ぶべきかが分かります。
まずはサクッと受験してみましょう。(試験時間は40~50分)
問題集・参考書を買おう
キャセックのスコアが分かったらそこからがスタートです。
例えばTOEICのスコアが700 英検が2級との診断結果だった場合に買うべき参考書は
- TOEIC800点以上を目指すための参考書
- 英検準1級を目指すための参考書
となります。
また、CASEC(キャセック)を受けるとフィードバックがもらえます。
熟語が弱いなど、ピンポイントで弱点が分かる場合はそこを強化する参考書を選ぶのも良いと思います。
時間のない中での英語学習の仕方
- 参考書を1冊に絞る
- スマホのアプリを使う
- 日常で英語に触れる(その中から学ぶ)
この3つを軸に行います。
参考書・問題集を1冊やり遂げる
まず参考書としては私は英検対策のものを購入しました。
それを少しずつ自分のペースで行っていきます。
専門的な「単語が弱い」とキャセックのフィードバックでご指摘を頂いたのでトイックよりは英検の単語集を選び、強化することにしました。
個人的には熟語も弱いと感じているので、旺文社のでる順パス単というシリーズの書き込み式の本にしました。
これは基本的に自宅でする物ですので、
お仕事がお休みの時、または平日お仕事が終わって寝る前。
主婦の方は家事がひと段落した時などに1時間ほど集中して勉強すると良いと思います。
基本的には英語のやり直し学習はこれだけ。
これにちょこっとプラスアルファで、移動中の電車などで出来る物を追加します。
移動中にできる英語学習法 英語アプリ
私はアルクの無料アプリ「えいぽんたん」で遊んでいます。
簡単な単語からこれなんだっけ・・・?と悩むような単語まで出てきます。
息抜きや、移動中にサクッと遊びながら学習できるのでおすすめです。
ここからダウンロードのリンクを貼れないので、「えいぽんたん」で検索してみてください。
※こちらは終了になりましたが、別記事でおすすめのアプリをご紹介しています。
無料でTOEIC CASECの勉強ができるアプリ&サイト5選
英語に触れる時間を作る
それから忙しい大人でも日常に英語を触れる時間を組み込んでしまえば、
時間を使わずに英語学習をすることが出来ます。
- 英語でニュースを読む
- 英語のツイッター・インスタグラムをフォロー
- 英語の音楽を聴く
- 英語で動画・映画・アメリカドラマを観る
などがそれにあたります。
私の場合は海外旅行でよく行く先のツイッター・インスタをフォローして、お店の情報などを英語で得ています。
また、たまに興味のある分野のニュースは、現地の新聞をインターネットで読むこともしています。
お出かけする際に車で音楽を聴く時は基本的に洋楽です。
かけ流し・聞き流しにしておくだけでも「英語の発音・フレーズの知識を増やす」ことが出来ます。
私は海外ドラマのgleeが好きなので、基本グリーのCDを聞いています。
■ 楽天市場でgleeのCDを見てみる
■ 楽天市場でgleeのDVDを見てみる
これは映画やドラマを観る時も同じですね。
こうやって余暇の楽しみの一つに「英語」を組み込んでしまえば特に勉強する時間を作る必要がないのでおすすめです。
ただし、そこで一つだけやらなくてはいけないことがあります。
知らない単語を必ずメモする
ある程度語学力がある人は特になのですが、
一つくらい知らない単語が出てきても大まかな意味が取れてしまうので「読み飛ばす癖」がついています。
この読み飛ばしている単語を拾うことが重要ですので、
意味がパッと出てこない単語は必ずメモを取りましょう。
私は単語とその日本語の意味。
それに加えてその単語を使った英文を一文ノートに書いています。
時間のある時は英語の定義を書くのですが、
ここは時短のためにカットして日本語の意味にしました。
例文は出来ればあった方が良いです。
辞書や参考書なら例文が載っていると思いますし、新聞を読んでいて分からなかった単語ならその一文を。
例文と一緒の方が単語は頭に入りやすいです。
こんな風にして、自分の知らなかった単語ノートを1冊作ります。
いかがでしたでしょうか。
時間がない社会人のための英語学習方法をご紹介いたしました。
簡潔にまとめると
- キャセックでレベルを知る
- そのレベルの参考書を1冊やる
- プラスで移動時間・余暇に英語を取り入れる
- 自分の単語ノートを作る
私が実際に日常で行っている英語の勉強スタイルです。
短時間で英語を身に着ける・やり直すことが出来ますので、チャレンジしてはいかがでしょうか?
ではキャセックから始めてみましょう。