英語を使った仕事をしたい、使う必要がある、TOEICなどの試験の予定がある方向けのビジネス英語から「依頼文」をご紹介します。メールなど基本的にライティングで使える文章です。
知っていると便利なフレーズが多いのでぜひチェックしてみてください。
ABOUT ME
スキエイゴ( @sukieigo )です。
北米留学経験と英語教師の資格(TESOL)があります。
ネイティブの子供と暮らし、言葉を覚える過程を隣で見ました。
また小・中・高校生に英語を教えた経験があります。
「ビジネス英語の勉強法!独学でここまで達成できる」や、オンライン会議で使う英会話も合わせてご覧ください。
英語で丁寧に依頼してみよう(ビジネスメール)
英語で何かを依頼する場合、最近は電話よりもメールやラインなど文章を使って依頼する事が多いですよね。失礼にならず気持ちの良い取引ができるよう、丁寧でよく使われるフレーズを覚えておくと便利です。
can/will/would/could
4つの助動詞の違いと丁寧な順番
ざっくり言ってcan/willは日常会話で使い、ビジネスではwould/couldを使うのが一般的。なので、覚えるべきはwouldとcould。
主に「出来るかどうか」聞いている
could you possibly 〜 ? 〜をしていただけないでしょうか?
Could you possibly postpone the next meeting to sometime next month?
(次回の会議を来月に延期していただけないでしょうか?)
possiblyを入れる事でもし可能だったらという部分を強調する事ができるのでとても便利な言い回しです。
余談:ちなみにドリンクなどをオーダーする時。
Can I get/have a ~
Could I get/have a ~
どちらも使う事ができるけれど、私は何時もcouldを使う。
丁寧な方を覚えておけばどこでも使える。
主に「快くしてくれるかどうか」聞いている
I would appreciate it if you would ~ 〜していただけると幸いです
I would appreciate it if you would reply me by this weekend.
(週末までにお返事をいただけると幸いです。)
英語のビジネスメール依頼文の書き方(例文)
英語での依頼時に適切な件名
シチュエーションによって変わりますが、基本的には「分かりやすくストレート」が基本。どんなお願いなのか、期日があるなら期日も。できるだけ簡潔に何についてかと要点がまとまる文章にする事が大切。
例文:
- Question about the next seminar
- New location for tomorrows meeting
- Request for business appointment
- Confirmation for meeting on April 1st.
書き出し
日本語でも同じくですが、まずは担当者の名前を。
Dear Ms. ラストネーム (担当者が女性)
Dear Sir. (担当者が男性で名前を知らない)
Dear Madam (担当者が女性で名前を知らない)
To whom this may concern (部署も名前も分からない:ご担当者様へ)
面識がある方へはすぐに内容に入るか一言挨拶を入れるのが普通です。
結びのフレーズ
We would have pleased to ~ 〜できれば光栄です
締めの言葉
既存顧客や取引先:Regards
職種にもよるけれど、
多分Regardsを使う機会の方が多いよね。
仕事で使える依頼文テンプレート(例文)
ここでテンプレートを一応ご紹介しておこうと思います。
Subject : Confirmation on meeting April 1st
Dear. Ms Johnston
How are you?
Wolud you please confirm the following points on next meeting ?
・ポイント1
・ポイント2
If you have any questions, I would appreciate it if you let me know by this weekend.
Sincerely yours,
依頼に使う「please」使い方の注意点
ここでふと疑問に思う方もいるかもしれない「please」。例えば学校などではプリーズをつければ丁寧になると習うので、pleaseをつければ良いのではないかと思う方もいるかもしれないですね。
例えば Pleaseをつけても命令文に変わりがない場合、つけないよりはマシでもビジネスや目上の方に使うには失礼になる場合が多いので、wouldやcouldなどを使いこなせるようになりましょう。
メールで使える「依頼」4つの英単語
依頼する時に使う頻出英単語はこの4つ。
- ask
- request
- commission
- seek
ask 人+to〜
大学入試の際に熟語集で必ず目にするこの表現は依頼文に必須です。下記の文章はどちらも「〜していただけないでしょうか?」と丁寧にお願いする構文です。もちろんtoのあとは動詞の原型が続きます。
Would you mind if I ask you to ~
形式的な依頼にはrequest
requestは公式かつ丁寧にお願いする場合に使います。例えば許可を取る場合など。
- 技術者への発注などに使うcommission
- アドバイスを求める時に使うseek
いかがでしたでしょうか。本日は英語のビジネスメールで使える依頼文をご紹介しました。丁寧な表現を心がけるだけでなく、丁寧な姿勢・気持ちも一緒に伝えられると良いですね。
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